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パキスタン地震越冬支援キャンペーン
map  10月8日、パキスタン北部とカシミール地方を襲った大地震は、死者9万人という未曾有の被害をうみました。この震災で家を失った人は350万人。その多くが震災から4ヶ月以上が経った今もテント生活を強いられています。
 また、都市から離れた山岳地帯には「まったく」と言っていいほど、支援の手が届いておらず、いまだ、最低限の衣食住すら確保できない人々も少なくありません。

  ピースボートでは、震災発生直後の10月末、現地に約4000枚の防水・防寒ブルーシートを輸送。しかし、本格的な冬はシートだけでは防ぎきれません。そこで、続く支援として現地に防寒具を送るキャンペーンを発足。
 今回のキャンペーンでは、在日パキスタン大使館および、アウトドア用品を扱っている「モンベル社」の協力を受け、もっとも支援の手が届いていないという、アザッドカシミール州ムザファラバード近郊・ニーラム渓谷一帯の避難キャンプに防寒具や、食料品を届けました。。
募金にご協力ください。
防寒具を現地に届ける輸送費が必要です。物資は、空路と陸路を経て被災地の人々に手渡します。皆さんのご協力をお願い致します。
郵便振替口座00180−6−705651/加入者名:ピースボートUPA
※通信欄に「パキスタン地震」とお書き下さい。
モンベル社の協力による寝袋など、支援物資を届けました。
昨年末にアウトドア用品総合メーカー・モンベル社から提供いただいた、寝袋や防寒着、そしてピースボートからの食料支援を現地に届けました。詳しくは下記の報告をご覧ください。
山岳地帯への防寒具や食料の提供など、支援活動を展開
 ピースボートでは、2月8日〜24日まで、この地震で大きな被害を受けたカシミール地方へスタッフを再派遣。アウトドア用品総合メーカー・モンベル社から提供を受けた、寝袋や防寒具を届けました。
 地震発生当初は、厳しい冬への懸念が高まっていましたが、今年は例年にない暖冬となりムザファラバードやバラコットといった都市部では、寒さによる被害は大きくありません。しかし、カシミール北西部の山岳地帯には1mをこえる積雪があり、人々は厳しい生活を強いられています。また、世界からのNGOらによる支援も、都市部に集中しており、山岳部には「まったく」と言っていいほど、支援の手が届いてない、という現実がありました。
モンベル社提供の寝袋をコーリスタン地域に届けました。
一面、雪に包まれたコーリスタン地域。
 国連の輸送ヘリコプターを使い、カシミール地方北西辺境州・コーリスタン地域へ、モンベル社から提供いただいた寝袋を届けました。

 ここは、標高2000mに位置し、暖冬とはいえ1m以上の積雪のある地域です。陸路での支援が困難な地域で、NGOによる支援ははじまったばかりだと言います。
サンリーサチャ村に防寒具を届けました。
ドイツのNGO「MERLIN」と、サンリーチャ村へ向かう。
 現地で、高地への医療支援を続けるドイツのNGO「MERLIN」とともに、ニーラム渓谷・サンリーサチャ村の人々に、寝袋や、ジャケット、靴下といった防寒具を届けました。

 これらの防寒具も、モンベル社からの提供を受けたものです。
家屋の復旧プロジェクト
バラコット近郊の被災者キャンプに暮らす子どもたち。
 バラコット郊外の、被災者が暮らすキャンプに、トタンをおくりました。
 バラコット周辺は、山岳部に比べれば比較的、支援の手が届いてる地域です。しかし、支給されたテントは布製のものが多く、雨や雪への耐性はけっして強くありません。トタンは、テントの上にかけることで、雨や雪をしのぐことができます。
 また、もともと、この地域では石とトタンで家を造っています。このトタンは、テントから家へと復興後も、現地で長く使うことができるものです。
被災者への食料支援
「カシミール難民」の人々へ、1家族・約20kgの食料品を届けた。
 今回の地震の被災者には、カシミール紛争に巻き込まれ、難民となった人たちもいます。インド側からパキスタン側に越境してきた人々の生活は、「越境者」という理由での差別も加わり、ひじょうに厳しいものになっています。こうした人々へは、パキスタン軍からの支援もなく、孤立した状態にありました。そこで、私たちは、こうした「戦争難民」の人々に、食料品や医療品を届けました。この土地の人々が、こうしたまとまった支援を受けるのは、これが初めてだったと言います。
「パキスタンへブルーシートを」キャンペーンレポート
 10/17〜11/11、ピースボートはパキスタン・バーグ郡近郊にスタッフを派遣し、緊急支援キャンペーンを展開。
シート配布の様子。配布を伝えると長い列ができた。

 まず、第一陣として10/17よりスタッフの山本隆(35)と門脇哲太郎(26)の2名が現地入り。被害状況の視察や、現地で必要としているものの検討を行いました。そこで、防寒・防水ブルーシートを届けることを決定。山本は北京へ飛び、空路で4000枚のシートを手配しました。

 門脇は現地に残り、バーグ近郊の村にシートを配る準備を進め、10/30、第二陣スタッフ・海老原千明(20)が出発。10/31、4000枚のブルーシートと海老原が現地入りしました。
現地NGOによる布製テントの上にブルーシートを張ることも
 それから約10日間にわたり、ふたりは近郊の村を訪れ、シートを配布。
 現地は、圧倒的なテント不足が問題となっていただけでなく、パキスタン軍や現地NGOが支給していたテントは布製で、防寒・防水機能に乏しいことも問題となっていました。ブルーシートはそうしたテントの上に張ることもでき、防寒・防水の機能を発揮しました。

 パキスタン地震への第一弾支援として行った、ブルーシートの配布。このキャンペーンによって、バーグ近郊4つの村、2401世帯にシートを届けることができました。

→現地滞在時に届いたデイリーレポートはこちら
このキャンペーンへのお問い合わせは...
ピースボート事務局(担当:中原大弐、森田安里)
Tel:03-3363-7561/Fax:03-3363-7562/E-mail:tokyo@peaceboat.gr.jp

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