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 「さて、さて、さては南京玉すだれ〜」 歌に合わせて、玉すだれが伸び広がる。
 水先案内人の落語家、古今亭菊千代さんの指導のもと、練習を重ねてきた"玉すだ連"のメンバーによる競演だ。
 『玉すだれ』は、竹の棒を糸で繋ぎ合わせた、まるで巻き簾のような形をしている。それを広げたりねじったりすることで、さまざまな形を作り出すのだ。釣竿に炭焼き小屋、東京タワーに瀬戸の唐橋…見事なまでに、自在な変化を見せる。
 こう見えても、なかなか難しい玉すだれ。はじめは思うように広がらなかったり、糸がねじれてしまったり…。ここで"体得"した技をもとに、菊千代さんの下船後も"玉すだ連"は船内で活動を続けていくという。

 海が舞台の船旅。太陽の光を浴びて刻々とうつろう水面を見つめて私たちは何を思う──ある日の船内にて。
 デッキ後方から聴こえてくるのは、軽快なジャンベの音──「心の奥に響くような、なんともいえない音でしょ?まるで音楽の原点みたいな…」と語るのは、自主企画『ジャンベを叩こう』の主催者・マリコさん。
 2年前、街中でふと聴こえてきたやさしい音色に惹かれてジャンベを始めたという。
 企画には、水先案内人・ピーター・バンドのレクチャーもあったりして…ホンモノのアフリカン・ビートに大感動だったとか。
 最近では練習に、自前のジャンベを持ち込む人も増えて、企画はまだまだアツくなりそうだ。

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