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▼ケーララでサッカー交流▼
 いままでの船内企画のせいか、「カレーとヨガの国」というイメージが強くなっていたインド。しかし、このケーララ州は、インドの中ではサッカーが盛んな土地柄でもある。船内から約30名の「サッカー好き」が、コーチンの「サッカー好き」をたずねたこのツアーは、試合に交流に大忙しの、「濃い」交流となった。
 まだ日の残る夕刻、受け入れ先となった「ドン・ボスコ・ユースセンター」に到着。この施設は1956年に設立された、学校を兼ねたカトリックセンターで、経済的に貧しい家の子どもたちを受け入れ、基本的な教育から職業訓練までさまざまな「教育」を手がけている。現在は5歳から80代のOBの方まで、たくさんの人が出入りしているという。ここでサッカーをするのだ。
 僕たちが到着した頃、すでに向こうは準備万端。15〜16歳の若者達にうながされ、あいさつもそこそこに試合を始めることとなった。はっきりいって、体格的にはこちらが勝っているものの、彼らのスピードとスタミナに終始圧倒され、結果はやはり、大敗。
  ショックを引きずりつつも気を取り直し、2試合目は男女入り乱れて試合に参加。サッカーというよりはまさしく「交流」。笑い声と歓声の響き渡るゲームとなった。
 あたりがだいぶ暗くなってきた頃、ピースボートからのお礼として、記念のサッカーボールと麻ひもを使った手首に巻くアクセサリーをプレゼントした。
  寄港前日に、急遽作り方を覚えたメンバーが、身振り手振りと簡単な英語で作り方を教えている。向こうもなかなか覚えもはやく、僕らの帰り際までつくってほしいとせがむ子もいるほど。もしかしたら、このあと学校中で大流行するのかも?
 最後はやっぱり、記念撮影。言葉が通じなくてもサッカーをすれば自然に肩を組み、笑顔になる。実はこのあと、船に戻ったメンバーはめちゃくちゃ悔しがっていたのだけれど…。コーチンの「サッカー好き」は、ここの気温と同じように、やっぱりアツかった。
(中村充利)
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