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6月19日 シンポジウム9.11以後の世界
 ひとつのテーマを追究し掘りさげていくという「シリーズ企画」。今回は、そのひとつのテーマ『戦争もテロもない世界をめざして』のイントロダクション。
  水先案内人で中東専門家の高橋和夫さん、ピースボートスタッフでジャーナリストのヤスナ・バスティッチさん、ニューヨークの9.11事件で家族を失った人たちがつくったNGO「ピースフル・トゥモローズ」のメンバーで、今回IS(国際学生)として乗船しているライアン・アムンドソンさんに「9.11以降の世界」について、それぞれの経験から語ってくださった。
高橋和夫さん(中東専門家・放送大学助教授)
 「デモをやってもイラク戦争を止めることはできませんでした。しかし、日本でのデモは、数こそ欧米より少なかったものの、小泉首相の決断を遅らせることになりました。市民が声を上げた効果はあったのです。市民は無力ではありません。1人でも多くの人に立ち上がってほしいと思います。」

ヤスナ・バスティッチさん(ジャーナリスト・ピースボートスタッフ)
  「ヨーロッパでは、戦争ではなく「国連」の存在が問題解決の糸口になると考えています。もっと他国、あるいはNGOが国連にかかわっていき、国連での議論を活発化させるべきではないでしょうか。」

ライアン・アムンドソンさん(IS、「ピースフル・トゥモローズ)
  「ブッシュ大統領はアフガニスタンを空爆し、今度はイラクを攻撃した。ブッシュ大統領は、世界どころか米国の意見をも代表していません。みなさんには、ピースボートでいろんな人の話を聞いて、自分はどんな価値観を選択するのかをしっかり考えてほしいと思います。」

野平晋作(ピースボートスタッフ)
 「日本では、今までと違った層がデモに参加するようになりました。そういう意味で、収穫はあると思います。しかし、世界では戦争以外でも食糧危機などで多くの命が失われている。今後はそういった、常に世界のどこかにある『構造的な暴力』にも目を向けていってほしい。」
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