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7月14日 どう違う?親の気持ち・子の気持ち/後藤和夫(TVディレクター)
2年間にわたる息子の家庭内暴力の結果、実の父親が自分の息子を金属バットで殺害する──96年に実際に起きた事件。何故このような事件が起きてしまったのか?殺害に至るまでの父親の心情を克明に綴ったフィルムを見た後、子を殴ってでも躾をした親、親を殴ったことのある子等、親子それぞれの立場から意見を交わした。
「地球を一周する船の上であえてこのテーマを取り上げたのは、生活する最小単位である『家族』というものに目を向けて欲しかったからです。
この父親は優しい父親になりたかった。そして私自身、優しい父親でありたいと思っています。優しくありたいと思うことが大きな失敗だったのでしょうか?…優しさとは全てをただ受け入れてしまう弱さとは違う、タフさを必要とするものなのです。」
(野中雪絵)
7月14日 カンダハール/浜邦彦(東京外語大学講師)
地球大学のナビゲーターとして乗船された、浜邦彦さんの初めての講座。今回はタリバン政権下に置かれているアフガニスタンをテーマにした、モフセン・マフマルバブ監督の『カンダハール』の上映会と浜さんによる映画の解説が行われた。
「映画の中で出会う人たちは、みな途中で姿を消していきます。この人たちがその後どうなったのか、そこは映画では語られないんですね。映像としてはもちろん分かるのだけど、その意味がのみこめない。それを、この監督は狙って作っているんじゃないかと思うんですね。
映画を見た観客が納得して、満足して帰るんではない。これは何なんだ、これがアフガニスタンの現実なのか?と思いながら帰っていく、それが大事だと思うんです。ハリウッドみたいに『ラストシーンですべて完結』なんていう作り方で、アフガ二スタンの人々の物語ができるはずがないんです。」
(前田祐佳)
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