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「世界の果て」でサッカー交流
 人口4万人、南米大陸の最南端、「世界の果て」ともいわれるウシュアイア。しかしこの町でもサッカーは大人気。この町で、アマチュアチームと試合をしたらどうなるか――。サッカーを通して、とっても「遠い国」の彼らが「近い存在」になった、そんなツアーをレポート。
 港からバスで10分。あっというまに、立派な室内スポーツ施設に到着した。着いていきなり、地元のアマチュアチームと20分2試合の真剣勝負。
  相手は20代〜30代、そんなに年は変わらないのに、慣れないフットサルということもあって大苦戦。あっさり負けてしまった。再度お願いしておこなったリベンジマッチでは、途中まで1点リードと善戦したものの、結局逆転されて惨敗。ゲーム自体は盛り上がってたのになぁ…。
 「本気試合」の後は、男女混合のほんわか交流試合。チーム構成も、ピースボート参加者とウシュアイアっ子の混合だ。「初めてサッカー交流のツアーに参加した」という人たちも、「楽しかった」と言うくらい、和気あいあいとした雰囲気の中、サッカーの楽しさを体験できたようだ。
  しかし、観戦しに来ていた選手の子どもたちを試合に誘うと「あの子たちは子どもだからまだダメだよ」といわれてしまう。やはり南米・アルゼンチン、サッカーのことになると、厳しく意見するみたい。
 試合の後は、みんなでホットドッグを食べながらの親睦会。一緒に語り合う人もいれば、卓上のサッカーゲームで遊ぶ人、中には、またサッカーを始めちゃう人、それぞれがいろんなかたちで交流していた。
  交流相手がいうには、「『世界の果て』と言われるこの地に来る人はほとんど観光目的。ここまで『サッカーするため』にくる人なんていない」。だから、彼らは我々が来るのを心待ちにしてくれていたのだ。彼らからもらった「ぜひまた来て下さい」という言葉は、本心からだったろう、と思う。
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