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タウンシップで大交流
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アパルトヘイト時代、ケープタウンで最大の黒人居住区だった「ランガ地区」を訪れ、彼らと大交流。アパルトヘイトが終わって10年たとうとしている今でも、ここに住むのは黒人ばかりだ。このコースでは、若者を対象としたHIVの啓蒙教育に取り組むNGOが運営する「ラブライフユースセンター」を訪れ、ここに住む子どもたちとダンスやサッカーを楽しんだ。
「ラブライフユースセンター」では、若者を対象として、「HIV」や「ラブライフ(性生活)」に関する教育をおこない、3年間でこの地域内のHIV感染率を50パーセントも減少させるという成果をあげている。施設の運営やトレーニング方法についての説明を受けた後、トレーナーに施設内を案内してもらった。高いHIV感染率に悩んでいるという南アフリカだが、このような施設がどんどん増えているという話を聞いて、将来に対する希望も感じることができた。
お互いにダンスや歌を披露した後は、みんなで輪になって盆踊り。アフリカの音楽にはない、日本独特のテンポに、子どもたちはややとまどいながらも楽しそうに踊っている。突然の見慣れない訪問客に、最初は硬い表情だった彼らも、踊るうちにすっかり打ち解け、結局は盆踊りを「アフリカ風」にアレンジして踊っていた…。
お昼ご飯に美味しいアフリカのカレーを食べたあと、サッカーで子どもたちと大交流。南アフリカのプロサッカーチームを招いて親善試合を行った。プロを相手に、コミュニティー代表とピースボートメンバーの混合チームで挑む。惜しくも1点差でプロチームに負けてしまったが、一緒に汗を流すことで、彼らとより仲良くなった気がした。
カメラを向けると大はしゃぎで駆け寄ってくる子どもたち。慣れない手つきでカメラのシャッターボタンを押して喜ぶ姿に、日本の子どもたちとの「格差」も感じる。「南アフリカに生まれた」というだけで、たぶんこれからも、彼らは厳しい環境を生きていかなければいけないのだろう。しかし、そんなことなど感じさせない彼らの明るい笑顔に心打たれた1日だった。
(大島美千代)
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