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船内ニュース
12月16日 私たちの声が世界を変える
 「2001年9月11日、ニューヨークでたくさんの罪のない人が死んだ。同じ日、7000人の罪のない人々が飢えと貧しさのために死んだ。翌日も、その翌日も──」。企画は、こんなナレーションから始まった。
 ピースボートがブラジルに寄港する1月に、同じくブラジルのポルトアレグレで開かれる国際会議「世界社会フォーラム(WSF)」。ピースボートからも有志がこの会議に参加し、何らかのアクションをおこなっていく予定だ。ここでは、ピースボートが「WSF」という場を使って何を伝えていきたいのかを解説。また、国際社会に東アジアの声を届けようとピースボートが開いた「洋上東アジア社会フォーラム」に参加しているメンバーもここで初めて紹介された。ここでは、今年1月、第2回WSFに参加したピースボートスタッフ、マリア・デラフェンテのコメント、そしてパフォーマンスを通じて平和のメッセージを伝えようというプロジェクト・SPACEによる簡単なワークショップを紹介する。
マリア・デラフェンテ(ピースボートスタッフ)
 「このフォーラムに参加して、そもそも『フォーラム』というのは誰もが自由にできるものなのだと知りました。  国際会議では、環境・人権・ジェンダーなどたくさんの問題が同時刻に別々の場所で話し合われます。しかし、ひとつの問題は他のすべての問題をはらんでいるもの。意見がお互いに噛み合わず、問題を理解するに至らないこともよくあるのです。WSFでは、それらの問題がすべて統括的に話し合われるので、深く理解することができると思います。また、いろんな国・地域で、さまざまな体験をされた方と触れあうことができるので、とても良い刺激になります。
 この会議では、ブラジルで開かれているだけあって、多数派はラテンアメリカです。言葉も、スペイン語・ポルトガル語が多く、反対に東アジアの人はほとんどいません。このままでは、アジアにおける核の問題などは、大変重要な課題にもかかわらず、扱われないまま終わってしまいます。現在が『グローバルな社会』というならば、ここWSFにおいてもすべての国に同じ扱いをしなければいけないでしょう?だから私は、なるべく多くの東アジア人をここに連れて行きたいのです」。
ハナ・ヨンゲピアー、平山琴乃(ピースボートスタッフ)
 「ピースボートで打ち出していきたいのは、『Culture of Peace is possible!(平和の文化は可能だ)」ということ。たとえば、南アフリカからの洋上ではパレスチナ・イスラエルの若者を招き、共に紛争解決のためのワークショップを受けるということも企画しています。また、『ワークショップの進め方』についてのトレーニングを受け、WSFという場でみなさんひとりひとりが『ピーストレーナー』になり、さらにそれを広めるところまで取り組んでいきたいと思っています。
 また、WSFは『アピールの場』なだけではなく、『他の人たちからいろんなことを吸収できる場』です。寄港地で・洋上で、まずはいろんな人から声を聞き、いろんな方法を教わって、『どうやって市民の声を国際社会に伝えるか』ということを、ひとりひとりで考えていきましょう」。
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