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キューバ社会の「今」を知る
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1953年に起こったキューバ革命から約50年。社会主義国キューバが現在どのような 状況にあるのかを、医療・福祉面から知るツアー。
革命の始まりの場所となった「モンカダ兵営」、地域住民にとっては「相談役」 ともなるソーシャルワーカーの育成学校と診療所を訪れ話を聴いた。
まずはカリブ医科大学の薬学部へ。現在、キューバでは医療機器や薬品がじゅうぶんでないこともあって、予防医療に力を入れている。鍼灸などの東洋医学やハーブの効能など について学ぶ学生も多くなっているそうだ。
次に訪れたのはソーシャルワーカー育成学校。
「ソーシャルワーカー」はコミュニティーの中で、各家庭の相談相手を務め、個人、ひいてはそのコミュニティーの問題を解決していくという重要な役割を果たす。それだけに、組織力、責任感、分析力、そして冷静さも必要とされるという。
食堂で学生たちと昼食を食べたり、歌ったり踊ったりと賑や かな時間を過ごした。
「一人一人に担当医師がつく」というファミリードクター制度を取り入れた「CDR(革命防衛委員会)」を訪れる。
CDRとは、いかめしい名前とは裏腹に、「町内会」のような地域の集まりのことだ。ソーシャルワーカー学校の学生数名と一名の医者という体制で、各家庭に予防医療を教えている。このようなファミリードクター制度がいま、住民・保健省などの協力により、キューバ全体に広がりつつあるという。
(小松美香)
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