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ペルーの日系社会を訪問
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マチュピチュやナスカの地上絵などの世界遺産で有名なペルー。実は、約8万人もの日系人が暮らす国でもあります。「日系人」とひとことで言っても実に様々で、100年以上も前にペルーに渡った人の子孫で4世・5世という人もいれば、最近ペルーに渡ってきた1世、2世もいます。そんな日系社会を訪れ、彼らと交流するという2日間だ。
最初に訪れたのは、日秘文化会館内にある神内先駆者センター(日本人移住を記念して創られた施設)。ここでは、日系1世の方々との交流会を持ち、ペルーに渡って来た当初の思いや、現在の暮らしなどお話し頂いた。みんな、自分のおばあちゃんのように親しく接しているが、1世の彼女たちが普通にスペイン語と日本語を使い分けられることにも驚く。
多くの日系人の子供が通う学校での授業参観。見た目は「日本人」の子どもたちが日本語を「外国語」として勉強している姿は非常に興味深い。
ちなみに本日の授業は「みぎ」「ひだり」「まっすぐ」「とまる」について、そして道案内の仕方についてだった。
幼稚園「Sta.Beatriz School」。ここは日系人の子どもだけが通っているわけではないが、年間行事として「鯉のぼり」など、日本 の文化を伝えていこうという教育もおこなっている、という。また、先生が言った「琉球太鼓を教えたりしています」という言葉から、沖縄からの移住者が多かったこともうかがえる。
日本で暮らす私たちは、日本の反対側で、こんなふうに日本の文化を伝えていこうとしている人たちがいることを知らなかった。この2日間で、「日系」と呼ばれる人々が何を思って暮らしているのか、ということが少しは見えたように思う。
(多賀秀行)
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