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サラワク先住民族の村でホームステイ(1)
寄港したブルネイから陸路国境を越え、マレーシア・サラワク州へ。先住民族イバン人が暮らすロングハウスにホームステイした。伝統的な儀式で歓迎を受け、人々のふだんの生活を体験。
いっぽう、人々が先祖から受け継いだ豊かな熱帯雨林が企業によって奪われ、パームヤシ油をとるためのプランテーションに姿を変えているという現実にも出会った。そこでとれたパーム油は、私たちの周りでもさまざまに姿を変えて使われているという。
私たちの訪問を、イバンの人々は伝統的な儀式で迎えてくれた。豚を殺し、流れる血を身体につける。それにによって訪れた人と自分たち双方の幸せと、その後の健康と繁栄を願うというものだ。人々は、来客は神の恩恵を運んできてくれる存在だと信じているという。
今回訪れたのは、49世帯が暮らすという全長250メートルのロングハウス。長い廊下を、伝統的な衣装を身にまとった人たちが歩いてくる。楽器を演奏し、踊り、ライスワインを振るまってくれる。彼らの歓迎は深夜遅くまで続いた。
現地に伝わる伝統的な食事をご馳走になった。使われている材料は、すべて彼らが暮らす、豊かな熱帯雨林の大地から採れたものだ。
参加者が持ってきた、デジカメやビデオカメラに興味を持って、集まってきた子供たち。夜がふけても、自分たちの寝床に帰ろうとはしなかった。
イバンの人々にとっての「お風呂」が、川での水浴び。この日は私たちもパティック(入浴時に体に巻きつける布)を借り、一緒に水浴びを楽しんだ。川の水は心地よく冷たく、夜通しのダンスでかいた汗を洗い流してくれる。
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