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10月25日  ▼人道的武力介入 
/ヤスナ・バスティッチ(ジャーナリスト/ピースボートスタッフ)
ゴラン・ベイジッチ(ジャーナリスト)
1999年、NATOは国連安保理の決議を待たずにユーゴ空爆を開始しました。
当初は「人道的武力介入」と呼ばれたこの行動の裏に隠されたNATOの「思惑」について、旧ユーゴ問題に詳しい二人のジャーナリスト、ヤスナさんとゴランさんに解説していただきました。
「NATOのユーゴ介入は、本当に人権保護といった人道的目的で行われたのでしょうか。
NATOがコソボ領域に入った2日後、アメリカは300ヘクタール、5000人以上を収容する規模をもつ軍事基地をコソボ内に建設し始めました。
人道的理由の介入に、果たしてこれほど大きな基地が必要でしょうか。2日後というす早さからみても、もともと基地建設計画があったと考えられます。
旧ユーゴスラビアがあるバルカン半島はアジアとヨーロッパの中継地であり、戦略的にとても大きな役割をもっています。しかしこの地域は、旧ソ連時代には共産圏であり、NATOに加盟していませんでした。
NATOのユーゴ介入の真の目的とは、冷戦終了後に存在理由を失ったNATOの必要性、そしてヨーロッパにおけるアメリカ軍の必要性を認めさせることであり、その行為を正当化するために『人道的』という言葉が利用されたのです。」
(泉)
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