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「ココナッツの大地」をゆく
コーチンから車で約2時間、目の前に広がるのは「バックウォーター」と呼ばれる美しい水郷地帯でした。生い茂る椰子の木と白い砂浜、そして青い空が作り出す、色鮮やかでどこか懐かしい光景の中を小船でのんびり遊覧。心も体もゆったり開放された、そんな二日間。
まず始めに訪れたのはコーチン旧市街。過去にヴァスコ・ダ・ガマが埋葬されていたという「聖フランシスコ教会」を訪れたあとは「チャイニーズ・フィッシングネット」の見学へ。
これはコーチン独特の漁法で、網を海中に沈め、太い丸太で引き上げる簡単な仕掛けでできていた。 ここから見る夕日は絶景らしく、週末には多くの人々が集うという。また運がよければイルカに出会うこともできるとか。
ポルトガル時代、コーチン藩王のために建てられた2階建ての建物マッタンチェリー・パレス。後のオランダ時代には総監邸となったことから「ダッチ・パレス」とも呼ばれている。インドのイメージとは随分違った雰囲気を持つオイルランプのシャンデリアや、下に引き詰めた陶磁器製のタイルを参加者は熱心に見入っていた。
かやぶき屋根のコテージが並ぶリゾート「マラリビーチリゾートホテル」。古くから伝わる民族衣装に身を包んだ男性の踊りを見た後は、お待ちかね、本場のカレーをいただいた。
翌日は、全身オイルマッサージや近くを散策してゆったり時間を過ごすことができた。
コーチンがあるケー ララ州のケーララとは「ココナッツの大地」という意味。その雰囲気を味わうのにぴったりだったのが、このバックウォータークルーズ。
コーチンの南は無数の川と入江があり、東西交易が盛んだった頃は要所として栄えた地域だ。そこで、竹と椰子の葉で作られたボートをチャーターしてクルージングを楽しんだ。ヤシの木が生い茂る運河をボートでのんびり渡ることで、現地の人々の生活にも少し触れることができたように思う。
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