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7月23日  ▼チェルノブイリの子どもたち
チェルノブイリの原発事故から10年以上が経つ。そのチェルノブイリから遠く離れたキューバで、被曝した子供たちが療養している「タララ」という施設を訪問。被爆した子供たちの明るさと、キューバの人たちの温かさに触れたツアーだった。
チェルノブイリで被災した子供たちに適した医療を与えるために、1990年に始まった療養施設「タララ」。ここで暮らす子供たちは5歳から17、8歳くらいで、主にウクライナ出身。現在201名の子どもたちが療養している。訪れるまでは療養中の子供たちということで、激しい運動は予想していなかったが、いざ行ってみると歓迎のダンスを踊るなどノリノリでびっくり。
子供たちの症状は、ガン、白血病の他に、頭髪が抜ける、皮膚に異常が出る、甲状腺や気管支などに炎症を起こしているなど様々である。症状の程度により4つのグループに分けられていて、一番症状が重い、ガンや白血病と診断された子どもたちは、家族と一緒にここで暮らしながら治療を受けている。そのほかの子供たちは、普通の病棟のようなところで生活している。症状が重い2つのグループの子どもたちは3〜6ヶ月ほど、比較的軽度な2つのグループは3ヶ月ほどで退院していく。
温暖な気候と、適切な治療の成果で、ほとんどの子どもたちに症状の改善が見られるという。施設の中には治療施設の他にきれいなビーチもあり、昼食後はそのビーチで子供たちと一緒に遊んだ。子供たちはこちらが心配になるくらい元気で、船から持ってきた風船やシャボン玉で遊んだり、砂遊びなどをしていると、あっという間に時間が過ぎた。
まだ小さいのに親元を離れて生活している子供たち。辛い治療もあれば、「チェルノブイリ症候群」と呼ばれる精神的な病気もあるという。それでも「一緒に遊べて楽しかった」と笑顔で言ってくれた。子供たちが1日も早く元気になって家族と一緒に暮らせるようにと願い、施設を後にした。
(岡田悠)
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