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6月24日
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アメリカのイスラム/高橋和夫(放送大学助教授)
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水案の高橋さんによる題名の通り、アメリカに住むイスラム教徒に関するこの講座。
最初に、在米イスラム教徒の増加に関してのテレビ番組が上映された。現在、アメリカに住むイスラム教徒の数は800万人に達している。これはアメリカの中で、ユダヤ教徒を抜いてキリスト教徒に次ぐ多さだという。番組では、イスラム教徒が急増した理由として、イスラム圏からの移民が増えたことに加え、イスラムの教えを「どんな罪を犯した人も、人種などのために恵まれない状況にある人も、改宗すれば生まれ変わってやり直しが出来る」というふうに解釈して改宗するケースを挙げていた。イスラムは現在、薬物中毒者や犯罪者など、いわば「アメリカ社会が救えない」人々の間に広まりつつあるのだという。
これを受け、高橋さんが先の米大統領選において、イスラム教徒が与えた影響について解説した。
「ブッシュ、ゴアに続く、3人目の大統領候補はネーダーといって、『緑の党』という環境政党から出た候補でした。彼はアラブ系米国人だったために、同じように『環境派』をアピールしていたゴアの票を大幅に奪い、結果的にブッシュの当選に貢献した形になりました。また、ユダヤ系米国人を副大統領候補に選ぶなど『ユダヤ寄り』と言われていたゴアを当選させないため、イスラム教徒が団結してブッシュを押したという事実もあります。今後もイスラム教徒の数はふえていき、組織化して米国社会に大きな影響を与えるようになっていくでしょう」
(岡田悠)
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