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7月29日  内戦を生き抜いた人々の国〜観光だけで終わらせないで〜
/上野清士(中米ジャーナリスト)
80年代、いずれも激しい内戦下にあったエルサルバドル、グアテマラ、ニカラグア。しかし、日本ではその状況は断片的にしか伝えられてこなかった。その当時、実際にこの三国を訪れたジャーナリスト、上野清士さんに、それぞれの内戦の実相を語っていただいた。
「グアテマラも、ニカラグアも、エルサルバドルとほぼ同時期に深刻な内戦下にありました。内戦の起因や和平の過程に違いはありますが、その背景にはいずれも米ソの対立があります。この小さな国々は、超大国の覇権争いに翻弄されたのです。そのなかでも最下層におかれた先住民族の人たちへの人権犯罪の解明、経済的疲弊など、今なおたくさんの問題が残っています。」
(大久保)
「エッ!?猿バトル?」ちがうよっエルサルバドル!(3)〜地震編〜
/アナ・マリア・バスケス(NGO「CESTA」スタッフ)
水先案内人アナ・マリア・バスケスさんによるエルサルバドル講座の第三弾。今回はエルサルバドルで今年1・2月と連続で起こった大地震についてお話しいただいた。NGO「CESTA」のメンバーとして、この震災の救援活動にも携わってきたアナ・マリアさんは、「政府は近年、経済政策を強引に進めるいっぽうで、災害への対策を怠ってきた」と非難。「特に貧困層へは未だに充分な対応がなされていない」として、現地の詳しい状況を説明してくれた。
「政府の無理な都市開発は、保護樹林だった山の斜面を削り住居を建てるというものでした。そのため、地震の5分後に地すべりによる土砂崩れが起こり、600人以上が一瞬で生き埋めになりました。これは天災ではなく人災であり、責任は政府にあります。地震をなくすことはできないが、対策を立てて被害を少なくすることはできます。
災害が起こった今、エルサルバドルでは国際的援助、特に技術・教育に関する援助が必要となっています。現在、現地には日本の専門家も来ています。同じ地震国として協力しあいたいと思います。」
(斉藤隆行)
−船内タイムテーブル−
7月29日
−おまけ−
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